JTBは持続可能な修学旅行の実現に向けて、小規模公立中学校向けの新サービス「らくらくオーダー修学旅行」の提供を、6月10日より開始した。

同サービスでは、第1弾として関西方面(京都・奈良)の修学旅行を対象とし、1学年30名以上50名以下の公立中学校を想定している。事前準備における打ち合わせはオンライン限定で実施し、効率的な準備を可能にする。
従来は対面で一から計画を立てるスタイルが一般的だったが、同サービスでは、オーダーメイドとしつつもJTBがお薦めするモデルプランをベースに最小限のアレンジで済むようなアプローチを採用している。これにより、打ち合わせや手配の効率化を図り、教職員の負担を軽減する。
同サービスにより、小規模校の修学旅行機会の確保や教職員の負担軽減と手配業務の効率化、最繁忙期以外での実施による地域社会への貢献、宿泊施設や貸切バスなどの稼働率平準化と販売機会の拡大が期待される。
モデルコースとポイントは次のとおり。なお、モデルコース内容の日程は2026年度を想定している。


同サービスは公立中学校を対象に試験運用を開始し、市場の反応を見ながらさらなる拡大を検討する。
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