プレゼンテーション協会は、ソフトバンク、ベネッセコーポレーションなど21社が新規で加盟し、11月より本格的に活動を開始することを、9月9日に発表した。
同協会は、『社内プレゼンの資料作成術』『プレゼン資料のデザイン図鑑』(ダイヤモンド社・刊)といった著書で知られる前田鎌利氏が設立した、ビジネスや教育現場でのプレゼンテーションスキルの向上および普及を目的とした団体。今年度100社の加盟を目指す。
あわせて、アステリアの代表取締役社長であり、これまでビジネスパーソンのプレゼンテーションスキル向上に取り組んできた平野洋一郎氏が、同協会の主旨に賛同し、同協会のオフィシャルアドバイザーに就任している。
同協会の活動は、「セールスプレゼン」「VC向けプレゼン」などあらゆる分野を切り口とした勉強会、イベントを通じて参加企業同士のプレゼンスキル向上を目的とした交流を測る分科会、研修の受けっぱなしを防ぐとともに自らのプレゼンスキルを見える化することを目的にオンラインで受験可能な仕組みを構築・展開するプレゼンスキル検定、企業内でプレゼンスキル向上の支援を行う企業内講師を育成するカリキュラムを提供するプレゼンテーション大学校の3つの軸で構成される。
9月9日に行われた記者会見では、代表の前田氏が「プレゼンテーションが苦手な人は9割にのぼる。その方々が“伝えたいことを伝える”ようにするために、多くの企業の方々と共に、日本のプレゼン力を高めていきたい」と、同協会設立の背景と主旨を説明した。
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