スタディストは、首都圏を中心に44店舗でスーパーマーケット「スーパー ベルクス」を展開するサンベルクスにおいて、外国人従業員に対して効果的かつ効率的な教育を行うためのツールとして、スタディストの画像や動画で簡単に標準作業手順書を作成・共有できる「Teachme Biz」が活用されていることを、8月13日に発表した。
サンベルクスは、ビジネスの成長や店舗拡大を支えるべく、おもにベトナム人従業員の雇用に力を入れており、7月末時点でアルバイトを含め約120名のベトナム人従業員が勤務している。
「Teachme Biz」導入前は、ベトナム語に翻訳した紙の手順書を各店舗で使用していたが、多岐にわたる情報を理解させて現場で活かすことが難しく、日本人による教育も言語の違いから効果は限定的だったため、常にベトナム人社員が各店舗を回って、ベトナム人のアルバイト従業員に対して指示を続ける状況が続いていた。
同社は、「Teachme Biz」の全社的な導入によって、これまで230以上の標準手順書を作成し、全従業員が必要な時に最新の手順書を参照可能な環境を整えている。文字だけでは伝えることが難しい作業を、写真や動画を交えた視覚的にもわかりやすい手順書を用意することで、配属されたばかりの従業員でも正しい手順で作業を行えるようになった。
作成した手順書にはベトナム語も併記されており、アルバイトで働くベトナム人従業員も、現場で簡単に正しい作業手順を確認できるようになっており、これまでは限られた社員に依存していたベトナム人従業員に対する教育の効率化を実現している。
ほかにも、「Teachme Biz」のタスク機能を使って日々変わる売り場づくりの指示を全店舗に一斉送信することで、均質な売り場づくりを図るとともに、すべての従業員が日々の仕事に必要な情報にアクセス可能なプラットフォームを整備することによって、より仕事がしやすく、楽しく作業を覚えられる、より働きやすい環境を実現した。
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