ソフトバンクは7月25日、気仙沼市、仙台大学とともに、「ICT等を活用した部活動支援事業に関する連携協定」を締結したことを発表した。
今年1月に締結した連携協定を具体化させたもので、宮城県教育委員会が推進する「体力・地域スポーツ力向上推進事業」を、仙台大学の教職員・学生の協力に加え、ICTなどを活用して支援する。対象は、気仙沼市のすべての中学校における「野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール」の部活動。地域スポーツ力の向上と、部活動の指導にあたる中学校教職員の働き方改革の実現を目的としている。
今回の課題解決には、遠隔指導を行うためのソフトバンクが貸与するタブレットと、オンラインレッスンサービス「スマートコーチ」が活用される。これにより、知識や経験が豊富なスポーツ専門のコーチが科学的知見に基づき、生徒から送られてくる動画をテキストや音声で添削することが可能となり、競技経験が少ない顧問の教職員にかかる負担軽減が見込まれる。
実施期間は、2019年7月から2020年3月末までを予定している。
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