みんなのコード、スイッチエデュケーション、ベクレルセンターは、プログラミング教材「プログル」の新シリーズとして、「6年理科電気キット」を共同開発し、5月13日に発売する。税別価格は、「児童用」が8800円(「micro:bit」が付属しないキットは6800円)、「先生用」が1万2800円。
「6年理科電気キット」は、小学6年生の理科「電気の利用」の単元で、発電や蓄電の仕組みを学びながら、電気を効率的に使うためのプログラムを作れる教材。子どもが生活を支えるコンピュータの存在に気づき、問題解決に役立てる態度を育むことを目指している。
「児童用」製品には「micro:bit」「プログルボード」「micro:bitケース」、およびUSBケーブルと電池ボックスが含まれており、「micro:bit」に搭載されたLEDや加速度センサとともに、「プログルボード」を組み合わせることで、人感センサやスピーカー、リレースイッチを簡単に接続できる。
また、ワニ口クリップで豆電球やモーターを接続することも可能なので、それまで実験に使っていた回路をそのまま使える。
なお、「児童用」の内容に加えて、スターターガイド、授業指導案/ワークシート例、動画や授業用マテリアルデータが付属する「先生用」も用意している。
そのほか、5月12日13時~16時(12時40分受付開始)には、ラクスル(東京都品川区)で「6年理科電気キット」の製品リリースイベントを開催する。
参加対象はプログラミング教育に関心のある教員、教育委員会の関係者などで、「6年理科電気キット」の紹介や体験とともに、スイッチエデュケーションやベクレルセンターが運営する「TFabWorks」の教育への想い、「プログルボード」設計秘話などが語られる講演が行われる。
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