リクルートマーケティングパートナーズが提供する、オンライン学習サービス「スタディサプリ」のオンラインコーチングサービス「スタディサプリ合格特訓コース」は、ユーザーの2019年大学合格実績から難関私立大学と国公立大学の合格者の学習データを分析した結果を、3月28日に発表した。
第1志望合格者の学習データによれば、数学、理科は夕方までに終わらせる傾向があり、第1志望以外の合格者と比較すると朝~夕方までの時間帯において、数学で4.3ポイント、理科で8.6ポイントの差がみられる。
生徒とコーチとのコミュニケーションにどのような効果があるのかを、学習量との相関から調べたところ、「生徒を肯定するような言葉」「生徒を励ますような言葉」といったポジティブメッセージ数が多くなるほど、生徒の学習量も多くなる傾向がある。ポジティブメッセージが0~3の週と比較して11以上の週は、約1.4倍も受講講義数が増えている。
「過去問」や「問題集」をどのタイミングで意識しているかを、チャット内でのコーチと生徒の発言キーワードから分析すると、「過去問」キーワードは第1志望合格者のチャット内で7月に68%と一度高くなっており、夏休みを前に学習を計画的に進めていると考えられる。なお、これは第1志望以外の合格者と比較して13ポイントの差がある。
「問題集」キーワードは9月~12月の期間で、第1志望以外の合格者と比較して第1志望合格者が高く意識することが多い傾向にあることがわかった。
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