SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナー

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

イベントレポート(プログラミング教育)

ロボットプログラミングに革命をもたらすか? ソニーのロボットトイ「toio」が3月に発売

 3月20日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)から、ロボットトイ「toio(トイオ)」が発売される。それに先駆けて、1月23日にメディア向けの体験会が開催された。この記事では、次世代のおもちゃとも言えるtoioの特徴を紹介するとともに、プログラミング学習の観点からも魅力をお伝えする。

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント「toio」3月20日発売、1万6980円(税別)(C)Sony Interactive Entertainment Inc, All rights reserved. Design and specifications are subject to change without notice.

ソニーならではのギミックが詰まったロボットトイ

 まず、toioの基本的な構成について解説していこう。toioのハードは、以下の3種類のパーツで構成されている。

【1】toioコア キューブ

toioコア キューブ
toioコア キューブ

 toioのメインとなる、キューブ型のロボット。32mm幅と手のひらに載るコンパクトなサイズながら、絶対位置を検出するセンサー、姿勢検出センサー、さらにモーターなどが内蔵されている。基本セットには2台付属し、それぞれが連動した動きや遊びもできる。

 工作と組み合わせることができるだけでなく、レゴブロックとも互換性があり、組み立てたレゴブロックを上部にはめ込むことも可能だ。

【2】toioコンソール

toioコンソール
toioコンソール

 キューブの充電が行えるほか、別売りのゲームやコンテンツが入ったカートリッジスロットを備え、コントローラーとなるリングの接続も行えるステーション的存在。中央にモノクロの液晶ディスプレイがあり、キューブとはBluetoothで通信を行う。

【3】toioリング

toioリング
toioリング

 小さい子どもでもにぎりやすく、片手でも操作できるリング状のコントローラー。方向キーと4つのボタンを備え、ジャイロや加速度センサーを内蔵している。2個セットなので、2人同時プレイや対戦ゲームなどにも対応する。

 toioのシンプルながら洗練されたデザインは、ソニーらしいおしゃれな作りと言える。価格は、toioのハードのみが1万6980円(税込)で、専用タイトル「トイオ・コレクション」がセットになった「toioバリューパック」(1万9800円、税込)も数量限定で発売される。

別売の専用タイトルは3月に同時発売

 toioと同日に発売される別売の専用タイトルは、以下の3本だ。

「トイオ・コレクション」

トイオ・コレクション
トイオ・コレクション

 おならで相手を飛ばす「スカンクチェイサー」や、自分で自由に遊びを考える「フリームーブ」など、toioならではの機能をフル活用したゲームや遊び全5種類が楽しめるセット。専用のカートリッジをコンソールに挿し込み、同梱のプレイマットを使って遊ぶ。

「工作生物 ゲズンロイド」

工作生物 ゲズンロイド
工作生物 ゲズンロイド

 紙工作とtoioで、未知の生命体を作り出すことができる工作キット。「ピタゴラスイッチ」の企画を手掛けるユーフラテスが制作している。

「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」

GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~
GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~

 アンプラグドの方法で、専用絵本と紙製の命令カードを使い、プログラミングの基本を遊びながら学べる。「順次」「分岐」「反復」の概念を、キューブロボットを動かすことで身に着けていく。

 ※いずれも本体は別売。

 これらの方向性の異なるユニークな3本のほか、2019年中には「ドライビング」や「謎解きゲーム」(いずれも仮称)などの発売も予定されている。

ミニカーを実際に走らせることができる「ドライビング(仮称)」。toioリングで操作し、コースに描かれた壁にぶつかると音が鳴るなど、リアルなギミックがおもしろい。
ミニカーを実際に走らせることができる「ドライビング(仮称)」。toioリングで操作し、コースに描かれた壁にぶつかると音が鳴るなど、リアルなギミックがおもしろい。

次のページ
「toioは自由に遊びを作り出していくプラットフォーム」

この記事は参考になりましたか?

イベントレポート(プログラミング教育)連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

相川 いずみ(アイカワ イズミ)

 教育ライター/編集者。パソコン週刊誌の編集を経て、現在はフリーランスとして、教育におけるデジタル活用を中心に、全国の学校を取材・執筆を行っている。渋谷区こどもテーブル「みらい区」を発足しプログラミング体験教室などを開催したほか、シニア向けサポートを行う渋谷区デジタル活用支援員としても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


この記事をシェア

EdTechZine(エドテックジン)
https://edtechzine.jp/article/detail/1818 2019/02/05 07:00

おすすめ

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング

イベント

EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

記事アクセスランキング

記事アクセスランキング