学研アソシエは、高校生に求められる基礎学力の確実な習得と学習意欲の喚起をはかるために同社が開発した教材「基礎力測定診断・ベーシックコース」が、文部科学省の「高校生のための学びの基礎診断」に認定され、2019年度より提供を開始することを、1月17日に発表した。
「高校生のための学びの基礎診断」は、義務教育段階の学習内容を含めた、高校生に求められる基礎学力の確実な習得と学習意欲の喚起をはかり、PDCAサイクルの取り組みを促す測定ツールとして設定されている。
今回、「高校生のための学びの基礎診断」の認定を取得した「基礎力測定診断・ベーシックコース」は、学研模試のノウハウを最大限に活用し、これまでの「知識・技能」に加えて、思考力・判断力・表現力といった「新学力観」にも対応しており、これからの世の中で生き抜いていく高校生の資質・能力を育める。
また、事前学習教材(Plan)、測定診断(Do)、成績データによる弱点領域の確認(Check)、フォローアップテストによる補強(Action)という、PDCAサイクルによって、確実に基礎学力を定着できる。
診断教科は国語、数学、英語で、解答形式は選択式、短答式、記述式。診断時期は、4~7月、9~12月、1~2月の全3回。なお、診断結果として、生徒には個人成績表、教員には個々の生徒の状況および学校全体の状況がわかるデータが提供される。
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