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アドビ、日本の生徒と教師の学習、クリエイティビティ、将来の仕事についての認識に関する調査結果を発表

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2017/07/03 19:28

 アドビシステムズは、6月29日に学校経営者および教職員向けに開催した教育フォーラム「2017 Adobe Education Forum」において、日本の生徒と教師を対象にした学習、クリエイティビティ、将来の仕事についての認識に関する調査「Gen Z in the Classroom: Creating the Future(教室でのZ世代:未来を作る)」の結果を発表した。

 「Gen Z in the Classroom: Creating the Future(教室でのZ世代:未来を作る)」は、日本の500人のZ世代の生徒と、Z世代を教える教師200人を対象に、5月26日~6月1日の期間にオンラインで実施された調査。なお、同調査では日本の12歳~18歳を「Z世代」と定義している(海外における調査では11歳~17歳)。

 調査によれば、12歳~18歳までの日本の「Z世代」のうち、自身を「創造的」と回答したのは8%で、自分たちを「創造的」とは捉えていないことが明らかになっている。同じように、Z世代の生徒を「創造的」と回答した日本の教師は2%と、グローバル平均(27%)を大きく下回る結果となった。

 日本のZ世代は、グローバルの同世代と比較して、「将来何かを作る仕事をしている」と考える割合が低く、半数以上が「創造性が求められる仕事はひと握り」と答えるなど、「創造的であること」は特別なこと、限られた人のことを指すと考えている可能性が高い。

 一方で、創造性が将来の成功において重要であると捉えられており、Z世代の生徒、教師ともに「授業では創造性をより重視すべき」と回答している。しかし、教師は創造性を養うためにアクティブラーニングやビデオといったインタラクティブなデジタルメディアの導入が効果的と考えてはいるものの、現状での学習は読み書き中心の座学であり、カリキュラムがそこまで追いついていない、という。

 卒業後の将来を考えた際の気持ちを尋ねた質問では、海外の生徒の多くが「ワクワクした気持ち」「自信のある気持ち」と答えたのに対して、日本のZ世代は「不安な気持ち」「緊張した気持ち」が上位を占め、将来への不安感が現れている。また、日本では生徒、教師ともに、Z世代は社会に出る準備が十分ではない、と感じていることが明らかになった。


【関連リンク】
アドビシステムズ
「Gen Z in the Classroom: Creating the Future(教室でのZ世代:未来を作る)」(PDF)



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