中野区立武蔵台小学校(東京都中野区)は、ワイズインテグレーションが販売している「ソビーゴ こどもロボットプログラミング」を使用した研究授業を、11月28日に実施した。
同校は東京都プログラミング教育推進指定校で、研究授業を実施したのは6年生の「総合」の時間。単元名は「プログラミングを作ろう」で、日常の中でコンピュータやプログラミングが用いられていること、コンピュータを意図した通りに動かすためには必要な手順があることを、プログラミングの体験を通して学習する。
授業に使用された「ソビーゴ こどもロボットプログラミング」(ソビーゴロボット)は、IchigoJam BASICによる簡単なプログラムを入力することで、タイヤや腕を動かせるロボット教材。
日常のさまざまな場面でコンピュータが使用されていることを学習した後に、子どもたちは5人1組のグループに分かれ、1人ずつコードを打ち込んで「ソビーゴロボット」のタイヤの動きを確認した。
その後、タイヤをどのように動かすと「ソビーゴロボット」がどのような動きになるのか、その動きのためにはどのようなコードを入力すればよいかを自分たちで考えてから、コードを入力して実行してみる、というチャレンジを実施。頭の中で考えたコードと実際の動きが異なると、子どもたちは何度も考えてコードを修正し、自分たちなりの答えを導き出している。
最後の振り返りでは、思い描いた動きが実はとても簡単なコードで実現できるとわかり驚く一方で、中にはプログラムをシンプルにすることがプログラミングのおもしろさだと気づいた子どもも見られた。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア