LEARNieは、教育事業者向けに、音声・表情解析を用いたオンラインレッスンシステムであるコラボレイティブ・ラーニング・プラットフォームを、9月19日にリリースした。
コラボレイティブ・ラーニング・プラットフォームでは、音声・表情解析によってオンラインレッスンの品質を客観的に測定するため、従来のオンラインレッスンシステムでは難しかった講師のファシリテーションサポートやレッスンの改善を可能にし、品質の高いオンラインレッスンを安定的に提供できるようになる。
大人向けから子ども向け、学習分野など、用途に応じてユーザーインターフェースのカスタマイズが可能で、音声解析機能によって生徒別の発言量をリアルタイムで講師へフィードバックできるため、発言の偏りを防ぎ、生徒全員がレッスンに積極的に参加するようアシストする。また、AIによる表情解析機能が、生徒がレッスンを楽しめているか、集中しているかなどを判別し、講師にファシリテーションを見直すよう促してくれる。
音声・表情解析で蓄積したデータは、レッスン後にレッスンの録画映像とともに時系列で確認することが可能で、アンケートでは抽出できない講師およびレッスンの改善点がデータから明らかになる。
また、クリアな音声と映像を安定的に提供可能なほか、ユーザー側の導入が容易なので抵抗感を最小に抑えられる。さらに、オンラインレッスンに欠かせない画面共有機能、録画機能、チャット機能、タイムマネジメント機能などを任意に使用できる。
提供方法は、オープンイノベーションによる協業と、教育事業者向けのSaaS提供を用意している。
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