【東京女子大学】女子大の強みを活かしたオンデマンド授業で、データサイエンス教育を推進
好事例から解き明かす、大学経営とデジタル人材育成 第5回

大学デジタル教育の事例紹介の4校目として、東京女子大学を取り上げる。同大学では2022年にAI・データサイエンス教育研究センターを設置、2024年には全学共通カリキュラムとしてデータサイエンス系の科目群を開講しているが、その一環として対面型のAI・データサイエンス教育プログラムと早稲田大学データ科学センターのオンデマンド教材を組み込んでいる点に特徴がある。近年は女子大への逆風が強くなっているが、オンデマンド授業を取り入れた事例について聞いたところ、女子大ならではの強みが明らかになってきた。本稿では、そのあたりについて、同大学の副学長でAI・データサイエンス教育研究センター長である竹内敦司教授にうかがったお話をお伝えする。
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角田 仁(ツノダ ヒトシ)
1989年に東京海上火災保険に入社。主にIT部門においてIT戦略の企画業務を担当する。2015年からは東京海上のIT企画部参与(部長)および東京海上日動システムズ執行役員。2019年、博士号取得を機に30年間務めた東京海上を退職して大学教員へ転じ、名古屋経済大学教授や千葉工業大学教授を歴任した。現...
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