みんがくは、教育プラットフォーム「スクールAI」において、工業高校向けの新アプリ群を「アプリ100」シリーズ第2弾として公開したことを、12月11日に発表した。今回は、現場で求められる専門技術の習得と、キャリア形成を後押しすることを目的に、実習レポート支援、資格学習、就職活動支援を中心としたアプリを提供する。

第2弾では、工業高校生の専門技術習得や資格取得、キャリア形成を支援するアプリ群を順次公開し、学びと将来設計のプロセス全体を生成AIが伴走する新たな教育モデルを全国の工業高校へ届けていく。
「アプリ100」シリーズでは、現場の教育課題とニーズに基づきアプリ開発を進め、「生成AIが生徒一人ひとりの専門学習と進路選択に寄り添う教育環境」の創出を目指す。今後は、小・中・高・専門学科向けアプリも含めた全6弾のシリーズを順次展開していく予定。
第2弾工業高校向けアプリとしては、主に4種類の機能が提供される。
「工業高校の実験レポート支援アプリ」は、実験動画解析やデータ変化のシミュレーション、生徒への問いかけにより、主体的な理解を促進する。「就職書類の添削アプリ」は、志望理由書、エントリーシート、作文など文章の添削をAIで行い、統一された評価基準で指導する。「就職面接練習アプリ」は、AI面接官による模擬面接を実施でき、多角的な質問練習が可能で、最終確認は教員が実施する。「工業系資格相談アプリ」は、取得資格の意義やメリットを提示し、生徒が資格取得の目的を理解できるようサポートする。
みんがくが提供する「スクールAI」は、「子どもたちの主体的な学びの拡張」と「現場教員の校務・業務負担の軽減」を両立する教育プラットフォーム。現場のニーズから生まれたアプリ群を通じ、生成AIを「学びの相棒」として位置づけ、教育の本質である「人が人に向き合う時間」を増やす環境整備を進めていくという。
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