カスペルスキーと静岡大学は、Webサービス「ジュニアスマホ検定」および「情報モラル診断サービス」2017年度版の提供を、6月6日に開始した。
「ジュニアスマホ検定」「情報モラル診断サービス」ともに、小中学生のインターネット利用の日常化による、ネット依存、ネットいじめ、犯罪被害などの増加にともなう情報モラル教育の充実を目的として、2015年より静岡大学・教育学部の塩田真吾准教授と共同開発・展開している。
「ジュニアスマホ検定」は、小学校4年生~中学校3年生までの児童・生徒、およびその保護者を対象にしたWeb検定サービス。スマートフォンなどでのインターネット利用状況と、モラル、セキュリティ、法律といった情報モラル全般について検定形式で出題する。
子どもにとってはインターネット利用時の基礎知識の学習、保護者にとっては子どもとの知識ギャップ把握に役立ち、検定結果をもとにスマートフォンの利用ルールを決める、といった使い方もできる。
「情報モラル診断サービス」は、全国の小学校4年生~中学校3年生を対象に、学校で実施するための教員向けのWebサービス。「ジュニアスマホ検定」の「上級」と同様の内容となっている。
教員は「教師専用ページ」にて、事前にクラス情報や児童・生徒情報の登録、問題および解説の確認が可能なほか、検定結果を全国対比や分布図などでわかりやすく可視化できる。
情報収集や分析のための時間と労力を軽減可能で、実情にもとづく効果的な指導にも役立てられる。また、検定結果から、注意を要する児童・生徒を抽出し、具体的な指導も行える。
【関連リンク】
・カスペルスキー
・静岡大学教育学部
・「ジュニアスマホ検定」
・「情報モラル診断サービス」
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