フットマークは、通学時にランドセルを利用している全国の小学1〜3年生とその保護者1200組を対象に実施した、「ランドセルの重さに関する意識調査」の結果を4月22日に発表した。同調査は、3月12日〜24日の期間に行われている。
調査結果によれば、ランドセルの重さは平均3.94kgで、2024年に実施された前回調査の結果(平均4.13kg)よりも減少しており、2年連続の減少となる。

しかしながら小学生の90.4%(「常に重いと感じている」「頻繁に重いと感じている」「たまに重いと感じている」の合計)が「ランドセルが重い」と感じていることがわかった。また、保護者の85.8%もランドセルが重すぎるのではないかとかと感じている。


置き勉を禁止している学校は29.7%と、前回調査(31.5%)よりも減少傾向ながら、禁止されてはいないものの持ち帰りをしている子どもは、合計で約64%に達している。

ランドセル以外のカバンを持ち運びしている子どもは90.7%(「とてもよくある」「よくある」「たまにある」の合計)と、調査開始以降ほぼ横ばいとなった。荷物の2個持ちは当たり前になっているといえる。

入学後にカバンの買い替えを検討したことのある保護者は9.2%と、前回調査(7.6%)比は120%となった。買い替えを検討した理由としては、「カバン自体が重いため」が最多となっている。

革製以外のランドセルの認知度は64.6%と、前回調査(55.2%)よりも向上した。

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