メディアフュージョンは、教員(研究者)の業績管理を効率化すべく、Microsoft 365上で稼働するシステム「新ライトパック」を4月にリリースする。
「新ライトパック」は、大学や研究所といった、すでにMicrosoft 365を導入している機関において、その既存環境を活用して稼働するシステムとなる。

研究者の業績データはresearchmapに入力された情報を基に統合され、その他のデータはMicrosoft 365内で一元管理される。学内への専用サーバ構築や、サーバ証明書の定期更新も不要であり、導入・運用コストを大幅に削減できる。
同システムはMicrosoft 365上で稼働するため、Microsoft 365上のExcel Online、Power BI、Power Appsといったさまざまなツールの利用が可能となっている。他のクラウドサービスとは異なり、IRなどデータの二次利用はMicrosoft 365上の各種ツールによってユーザーが独自にカスタマイズでき、DX時代にふさわしい高い拡張性を実現している。
さらに、インターネットで公開が必要な情報は、メディアフュージョンの外部公開クラウドサービス「クラウド3.0」を通じて公開される。
同システムは、4月〜7月の期間に教員数(研究者数)が100名規模の機関向けに、最小構成版が特別価格で先行リリースされる。8月には、教員数500名以上の機関にも対応すべく拡張を予定するほか、DMP管理や機関リポジトリ公開支援機能といった、オープンアクセス支援を目的としたオプション構成も順次提供を予定している。
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