BatonLinkは、同社の運営する「クラスイズ for School」において、参天製薬と連携した2025年度の探究学習プログラムへの参加校を、全国の高等学校を対象として3月28日まで募集している。
2025年度に実施する連携プログラムのテーマは「目の健康課題×探究力」となる。小中高校生における近視の割合が増えていることや、デジタルデバイスの普及にともなって視力低下や目の疲れといった目の健康課題が急速に拡大していることなどが背景にある。
プログラムは、⾼校⽣が参天製薬の⼀員という立場で新規事業開発のフレームワークを学びつつアイデアを創出する、という内容。目の健康を自分ごととして捉え、探究サイクルを通じて新たな解決策を考えることによって、目の健康意識を高めるとともに探究力を向上させる。
プログラムの特徴としては、Santenの専門的な知見や取り組みを学びつつ、視力の大切さや眼精疲労といった日常的な問題への気づきを深めることで、「目の健康」への意識を高められる。また、課題発見から解決策の立案までを実践的に体験することによって探究力を育成し、探究サイクルを通じて物事を多角的に考え、課題に対して主体的に取り組む力を養う。さらに、眼科領域のプロフェッショナルであるSantenの担当者から直接フィードバックを受けられるので、学びの深まりと新たな視点の広がりが実現する。具体的で実践的なアドバイスをもとに、立案したアイデアをさらにブラッシュアップさせ、より質の高いアウトプットへと仕上げられる。
同プログラムの募集対象は全国47都道府県の高等学校で、Santenの探究学習プログラムを実施したい高等学校であることが条件となる。プログラムの実施場所は、各学校の教室・体育館・講堂などを想定している。コマ数は8コマ~12コマで、実施可能期間は5月~12月。
「クラスイズ for School」は、2022年度に全国の高等学校で始まった探究の時間を通して、学校の授業だけでは学ぶことができない、社会で通用する実践的な力を養うプログラムを提供するサービス。企画から実施までを行い、さまざまな企業や自治体と連携して、教育現場でプログラムを提供している。
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