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大学1・2年生の約4割がキャリアの方向性が決まっていると回答【マイナビ調査】

 マイナビは、全国の大学1・2年生のマイナビ2025会員を対象に実施した、「マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査(2027・2028年卒対象)」の結果を、1月21日に発表した。同調査は、2024年12月13日〜22日の期間に行われ、1081名(文系男子:193名、文系女子:377名、理系男子:173名、理系女子:338名)から有効回答を得ている。

 調査対象者に、現時点でのキャリアの方向性について尋ねたところ、「決まっている」という回答は40.8%だった。

 高校生の段階で卒業後の仕事・キャリアを意識して進学先や学部・学科を選択していたかを尋ねた質問では、「意識していた」と答えた人が、現時点でのキャリアの方向性が「決まっている」と答えた人で77.0%に達し、キャリアの方向性が「決まっていない」という人の回答(59.2%)よりも31.2ポイント上回っている。

 現在、卒業後の仕事選びのために行っていることとしては(複数回答)、「キャリア教育科目の履修」(46.1%)がもっとも多い。キャリアの方向性が「決まっている」人は、「資格取得のための勉強」(30.6%)や「大学のOB・OGに話を聞く」(21.2%)を挙げる割合が高かった。一方、キャリアの方向性が「決まっていない」人は、「友人と将来について話し合う」(35.7%)といった比較的始めやすいことから取り組んでいる。

 大学入学以降のインターンシップの参加について尋ねたところ、「参加した」という回答は前年より3.8ポイント増の30.1%だった。

 インターンシップに「参加した」と答えた人に、応募方法を尋ねた質問では、「自由応募で参加した」という回答が38.1%に達している。

 インターンシップへの参加を希望する人に、参加したい時期を尋ねたところ、大学1年生では「2年生の間に参加したい」(33.4%)、大学2年生では「3年生の8月」(47.3%)がそれぞれ最多となった。

 キャリア形成活動がどのように役立ったかを、自由に答えてもらった質問では、「将来の職業に興味を持つきっかけとなった」「自分が進む進路の幅が広がった」といった、キャリアを考える上でのよい経験になったという意見が寄せられている。ほかにも、「留学の後押しになった」「友だちをつくるとき、積極的に話しかけられた」といった、キャリア形成以外でもその経験が活かされていることが明らかになった。

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