マイナビは、2026年卒業予定の全国の大学生、大学院生であるマイナビ2026の会員を対象に実施した、「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(12月)」の結果を、1月20日に発表した。同調査は、2024年12月20日〜31日の期間に行われ、1131名(文系男子:212名、文系女子:430名、理系男子:256名、理系女子:233名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2024年12月のインターンシップ・仕事体験の参加率は、11月より3.9ポイント増の56.1%だった。
調査対象者に、インターンシップへの参加はどのような位置づけかを尋ねたところ、複数回答では「適職を知るための機会」(59.6%)がもっとも多く、「就職活動に向けた準備の場」(57.2%)がそれに続いている。単一回答でも同様の順位となり、それぞれ22.8%、16.4%だった。
社会人基礎力のうち、これまでのインターンシップ・就活準備を通じて、もっとも成長を感じたものとしては、「主体性(物事に進んで取り組む力)」(29.7%)が最多となっている。
社会人になった際に、どのような服装で働くのが理想かを尋ねた質問では、「オフィスカジュアル」(49.1%)がもっとも多かった。
服装が企業の入社意欲に影響すると思うかを尋ねたところ、「非常にそう思う」と「まあそう思う」を合わせた割合は、前年(31.5%)より5.4ポイント増の36.9%となっている。
SNSで企業から発信してほしい情報について、自由に答えてもらった質問では、「1日のスケジュールや社員の方々の雰囲気」「イベントの告知」「福利厚生についての詳しい説明」といった回答が寄せられた。
企業が発信しているとマイナスなイメージをもつものを自由に答えてもらったところ、「TikTokでのダンスなど」「いいところばかり伝え、デメリットを伝えないところ」「本業からかけ離れすぎている企画、また趣旨からはずれ、炎上可能性のある企画」「癖の強い朝礼の様子」といった回答が寄せられている。
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