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ベネッセ、小中学校における優れたICT活用事例を表彰する「ミライシードAWARD」の応募を1月10日まで受付中

 ベネッセコーポレーションは、ICT活用を推進した小中学校の優れた事例を表彰するコンテスト「ミライシードAWARD」の応募を、1月10日23時59分(必着)まで受け付けている。

 同アワードは、ベネッセコーポレーションが提供する小中学校向けタブレット学習用オールインワンソフト「ミライシード」の優れた取り組み事例を広く共有し、それらを通じて、学校間の知見の共有を促進すべく2023年から開催されている。今回は3回目の開催となり、「教育DX部門」「授業部門」での2部門で行われる。

 対象は、「ミライシード」を契約中の自治体・小中学校、または契約自治体・小中学校に所属する個人で、過去に同社の取材に協力した実践事例・活用事例も対象に含まれる。

 「教育DX部門」では、ICTを活用しての学年や学校、地域の教育のアップデートに向けたチャレンジを表彰する。従来の「最優秀賞」「優秀賞教育」に加えて、今回から地域に根差した独自の取り組みに注目する「エリア賞」を新設し、計3賞を選ぶ。

 審査基準は、教育のアップデートのため大事にしたい観点である「チャレンジ・革新性」「成長・インパクト」「巻き込み」「データ利活用」の4点。

 応募内容の一例としては、「ICT勉強会を定期実施し、教員間で活用法を共有。全校でICT活用が進み、学校が変わった!」「デジタルドリルの取り組みデータを校内の教科部会で検討。データを活用した指導を全校で実現した!」「主体性の向上を狙い、同じ中学校区内の小学校で連携して合同授業を実施。学校を越えた協働学習に挑戦した!」などがある。

 「授業部門」は、個々の教員による授業での新たな試みや創意工夫のうち、他の教員が取り組みやすいチャレンジを募集し、「最優秀賞」「優秀賞教育」を表彰する。

 審査基準は、「チャレンジ・革新性」「再現性」の2点。

 応募内容の一例としては、「子ども全員が主役になる授業を目指してタブレットでの協働学習を実施した結果、能動的な児童が増えた!」「新単元に入る際、知りたいことを子どもに募り、テーマごとに調べて全体で共有。教員が教える授業から、伴走する授業に変化した!」などがある。

 なお、両部門とも、応募内容は外部有識者などを交えて各部門で設定した評価の観点に基づいて選考し、受賞事例の発表は3月を予定している。

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https://edtechzine.jp/article/detail/11934 2025/01/07 11:40

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