埼玉県戸田市は「第4次埼玉県戸田市教育振興計画」に基づき、子どもたちが可能性に挑戦し続ける力を育むための学びの実現のため、コクヨと連携し、戸田市立美女木小学校でPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)を支える教室(以下、PBL教室)の実証を開始したことを、11月22日に発表した。
実証にあたり、コクヨと美女木小学校教職員でワークショップを開催し、PBL教室として必要な要素を抽出。そして、同校の既存教室であるメディアルーム(PC教室)に、新たに家具商品(コクヨAny wayシリーズ)やICT機器(テクノホライゾン製の電子黒板・モバイルディスプレイ、Creality製高速3Dプリンタ、アバロンテクノロジーズ製ソフトウェア、Aver製AI追尾カメラ等)を配置し、PBL教室として整備した。
PBL教室では「個人ワーク」や「グループ協議」「プレゼンテーション」などの学習場面に応じて自由にレイアウトを変化させることにより、さまざまな授業スタイルや学び方に対応できる教室環境を実現している。
同校のPBL教室においてさまざまな学年や教科の授業実践を行うことを通して、教職員や子どもたちへ与える効果などの検証を行っていく。
実施期間は2024年10月下旬から2025年3月末の予定。コクヨ(教育施設用家具関連)のほか、富士電機ITソリューション(ICT機器関連)が事業者として参画している。
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