日本レジストリサービス(JPRS)は、インターネットに関する教育支援活動の一環として制作したポスター「世界ドメイン紀行 世界一周すごろく編」を、全国の中学校・高等学校・高等専門学校など教育機関を対象に無償で配布する。申込期間は11月8日まで。
このポスターは、すごろくで楽しく遊びながら、国や地域、ドメイン名について学ぶことができる内容となっている。
若年層においてもインターネットの利用は当たり前のこととなったが、その基盤を支えるドメイン名、ドメインネームシステム(DNS)について知る機会や、国別トップレベルドメインを学ぶための教材は十分ではない。この取り組みは、生徒たちが日常的に利用していながら、普段あまり意識することのないドメイン名について、ポスターというツールを用いて理解を深めてもらうことを目的に実施される。
ポスターの大きさは縦514mm×横789mm(9つ折り(縦171.3mm×横263mm)にて発送)。なお、ポスターは特設Webサイト「世界ドメイン紀行 世界一周すごろく編」にてPDF形式でもダウンロード・閲覧が可能。また、特設Webサイトではすごろく用のサイコロも用意されている。
教育機関での活用例
- 中学校の「技術(情報分野)」や「社会」、高校の「情報」や「地理歴史」の教材として活用
- インターネット教育の一環として、学年全体へ配布
- インターネット関連の部活動での配布・活用
同ポスターの申込受付期間は11月8日までで、申込受付後に順次発送される。申込方法の詳細は同社プレスリリースページで確認できる。
なお同社では、2019年から同様のポスターを全国の教育機関に配布する活動を行っており、これまでに480を超える教育機関に対して約2万4800枚のポスターを配布した。配布したポスターは、学校で配布、掲示されたり、教材として活用されたりしている。2023年に同社が行ったアンケートでは、インターネット関連教育に「役立った」とする回答が74%を占めた。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア