名桜大学、シスコシステムズ、ネットワンシステムズの3者は、地域課題を解決するデータアナリストの人材育成を目的とした産学連携協定を、9月24日に締結した。
名桜大学のある沖縄県名護市では、観光の活性化、人材の確保、地域間格差の是正、環境対策といった課題に、デジタル技術と政府のスマートシティ推進を活用して独自のスマートシティモデルを構築すべく、2023年5月に「名護スマートシティ推進協議会」を設立した。名桜大学とシスコシステムズも、同取り組みに参画している。
また、ネットワンシステムズとシスコシステムズは2022年から協業して、学生へのIT業界の認知拡大やインターンシップの受け入れ、IT教育プログラムの提供といった、IT人材の不足を解決するための取り組みを行ってきた。
今回、3者が締結した協定は、それぞれが有する教育研究における人的・物的資源を有効に活用した連携によって、名護地域をはじめ、やんばる地域全体の発展に寄与する地域課題解決に貢献できる、データアナリスト人材の育成を目的としている。
同協定の内容は以下の通り。
- データアナリストの人材育成の場の提供に関すること
- データアナリスト人材育成を通じ地域社会の持続可能な発展の貢献に関すること
- 同協定に基づく情報発信の強化に関すること
- その他、同協定の趣旨・目的達成のために各当事者が協議し合意したこと
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