教育と探究社は、アクティブラーニング型の教育カリキュラム「クエストエデュケーション」の新プログラムとして、「スモールスタート」の提供を7月2日に開始した。
「スモールスタート」は、授業内で「スタートアップ」体験が可能なプログラムで、「スタートアップサイエンス」「リーンキャンバス」「NPS」といった、国内外の最先端のビジネス理論やツールを取り入れ、起業家たちが実践している本物の「スタートアップビジネス」立ち上げプロセスを授業に導入できる。
教材は、第一線で活躍しているクリエイターとともに制作しており、ワークブックの表紙には現代アーティストの二艘木洋行氏の作品を使用し、授業用動画教材には有名アーティストのPVやCMを手がける映像作家の長添雅嗣氏を監督に起用、さらに動画教材のナレーションはバンド「MOROHA」のラッパーであるアフロ氏が担当している。
プログラム全体は、ゲーミフィケーションの要素を踏まえてデザインされ、身近な“あるある”からアイデアのタネを生み、自身の中から出てきた「これをカタチにしたい」という衝動をコアに、エラー&ラーンを繰り返し、ビジネスを作り上げていくという体験を設計した。
対象は中学校、高等学校、大学で、全16コマ。なお、「スモールスタート」は9月から埼玉県の県立高校での導入が決定している。
「クエストエデュケーション」は、現実社会を題材に「生きる力」を育むことを目的としたアクティブラーニング型の教育カリキュラム。学校現場のニーズに合わせ、さまざまなテーマを探究するコースを用意しており、プログラム単体ではなく、学校全体の教育目標を見据えたカスタマイズにも対応する。
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