LINEヤフーは、同社の多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」において、検索ビッグデータから夏休みの宿題に関するキーワードを調査分析した「夏休みの宿題の“ラスボス”は?夏休みの3大宿題について調べてみた」を、8月22日に公開した。
同調査では、「ヤフー・データソリューション」が提供する分析ツール「DS.INSIGHT」を使用して、2023年の1年間を対象に「夏休み 工作」「自由研究」「読書感想文」を検索した前後15日間の検索キーワードを分析している。
「夏休み 工作」を調べた当日に「自由研究」に関する検索をしているユーザーがいることから、どの宿題に取り組むか迷っている様子がうかがえる。また、その数日後に「読書感想文 書きやすい本」や「読書感想文 書き方」「自由研究 まとめ方」を検索しているユーザーがいた。
「読書感想文」を検索したユーザーは、「読書感想文」と検索した3日後に「自由研究 まとめ方」がある以外は宿題を連想させるキーワードがなかったことから、工作や自由研究に取り掛かった後に読書感想文に取り組んでいると予想され、夏休みの宿題として最後に残しがちな「ラスボス」が、「読書感想文」になる傾向がうかがえるとしている。
同じく「DS.INSIGHT」を使用して、「夏休み 工作」「自由研究」「読書感想文」を含む検索キーワードを2019年~2023年の期間に調査し、ランキングを作成した。
調査によると、「夏休み 工作」については学年に合ったテーマが知りたいニーズがわかる結果となったのに対して、読書感想文は「読書感想文 書き方」が5年連続で1位となった。また、自由研究では「まとめ方」が調べられている。
2023年8月1日~9月7日の期間における、「夏休みの宿題 終わらない」の検索数の日ごとの推移を「DS.INSIGHT」で調べると、2003年8月の最後の土日であった26日と27日に大きな山ができた。24日や31日にも検索しているユーザーが多い。
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