誠勝は、大学などの人文・社会科学系の学部向けにデジタルアーカイブ関連の授業提供支援を行うサービスの提供を、8月21日に開始した。
誠勝は、デジタルアーカイブの構築や利活用教育事業を展開しており、同サービスによって、おもに大学の人文・社会科学系の学部・研究科に対し、今後必須となるデジタルアーカイブについての授業やインターンシップを、企画から実施までワンストップで提供する。
具体的には、デジタルアーカイブ用のスキャナを用いた画像データ・テキストデータの作成授業をはじめ、テキストデータを用いたAI・機械学習、それによる展示・プロモーション企画といった実践的な演習授業を提供していく。
あわせて、デジタル時代に人文・社会科学系人材に求められる「マーケティング思考」について、デジタルアーカイブを交えて提供する。実習やグループワークを通じて、社会人を見据えたキャリア教育の実施も可能となっている。
なお同社は、奈良県や奈良市との連携による授業提供・キャリア教育を行った実績を有していることから、それらを踏まえて単なる授業の提供にとどまらず、地域と連携した継続的な教育機会の提供も見据える。
サービスの利用にあたっては、想定する教育開始日時とスケジュール感、大まかな想定内容、相談に至った背景・目的などに関するヒアリングを行った後に、希望日や適切な教員の提案、必要な費用面の検討、業務委託契約を経て、授業やキャリア教育などが開始される。
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