リクルートは、同社の運営する「リクルート進学総研」が高校生の大学選びの動向を明らかにすべく、2008年から実施している「進学ブランド力調査」において、2024年の調査結果を7月31日に発表した。
同調査は、2025年3月卒業予定の高校生に対して、関東甲信越と東北では4月1日~30日、その他の地域では4月2日~30日の期間に行われ、1万4758名から有効回答を得ている(うち、集計対象者数となる大学進学希望者数は、1万3317名)。
調査結果によれば、全国7エリア(関東甲信越、東海北陸、関西、北海道、東北、中四国、九州沖縄)で、それぞれで志願されている大学の上位は、以下の通りとなった。
関東甲信越、東海北陸、関西、九州沖縄の各エリアでは私立大学が1位となった。都市部に位置し、入学定員が3000人以上という文・理幅広い学部・学科を持つ大規模総合大学が幅広い高校生から志願を集めている。
北海道、東北、中四国の各エリアでは国立大学が1位となった。アクセスがよく、国立の総合大学が志願されている。
そのほか、東北、中四国エリアでは志願される大学の半数近くがほかのエリアにあり、エリア外への志願度に差がみられた。
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