ミエタは、教職員および社会人向けの1日集中講座「社会とつながる探究学習のカリキュラム開発・授業運営研修」を、8月9日に対面で(会場は東京・新橋近辺)、8月19日・24日にオンラインで開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。
同社は、単なる調べ学習に留まらない社会実装を見据えた探究学習プログラムと、大学入試の動向を踏まえた生徒の進路やキャリアにつながるプログラムやサポートを提供している。
今回の講座は、教職員とのやりとりの中で「探究学習がいわゆる“調べ学習”になってしまう」「プレゼン資料作成で満足するのではなく、もっと進路など、生徒の今後につながる探究授業を実施したい」「自分一人で孤軍奮闘している。探究学習の授業機会に学年の教員団をうまく巻き込む方法を知りたい」などの声が寄せられたことにより実施される。
同講座では、教職員の探究学習に関する課題解決を目的に、本質的な探究学習プログラムの設計方法やフレームワークを学べる。
講義形式に加えてグループワークも行われるほか、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、カフェコミュニティの場などを運営し、ミエタの探究プログラムにおいて講師を務める、起業家の糟谷明範氏による探究学習を体験できる。
さらに今回は参加者を教職員に限定せず、教育や探究学習に関心があり、ともに教育をよくしていきたいと考えている人々の参加も歓迎する。よりオープンな環境で議論を深めて、参加者の授業設計に生かせる内容となっている。
登壇者は、ミエタの代表である村松知明氏、ミエタの探究コーディネーターである金公希氏、シンクハピネスの代表取締役である糟谷明範氏。
おもな参加対象は以下の通り。
- 全国の中学・高校の教員
- コーチングやファシリテーションの経験を教育現場に活かしたい人
- 社会人で、教育現場に携わることに関心がある人
開催時間は各日9時~16時で、12時~13時には休憩時間が設けられる。8月9日の対面開催時は昼食の支給があり、ランチ交流会も開催される。申込みの締め切りは各回の1週間前までで、先着順となっている。
なお、同プログラムは6月に、三菱みらい育成財団の「2024年度助成事業 カテゴリー5~主体的・協働的な学習を実践できる教員養成・指導者育成プログラム~」に採択されている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア