大妻学院とTOPPANデジタルは、データサイエンス分野の向上に関する連携協定を、7月12日に締結した。
大妻学院が運営する大妻女子大学では、2023年から社会におけるデータ・AIの活用を目的に、全学共通科目として「データサイエンス・AI概論」を開講している。
また、文部科学省による「大学・高専機能強化支援事業(理工農系学部・大学院を拡充する支援事業)」に採択され、2025年4月には千代田キャンパス(東京都千代田区)にデータサイエンス学部の開設を予定する。同学部は、データサイエンスとビジネス(経済・経営)の学びを通じて、実社会が抱える課題を発見・解決する力を身につけ、自立して学び働き続けることができる女性の育成を目指し、企業などと連携した教育を展開していく。
大妻学院とTOPPANデジタルは、データサイエンス分野における文理融合の知見を備えた人材の育成を目指して、連携における協議を継続していた。そのなかで、大妻女子大学におけるデータサイエンス学部の設置構想をもとに、今回の連携協定締結に至ったという。
同協定に基づいて、両者はデータサイエンス分野の向上を協働で推進していく。具体的には、TOPPANデジタルが推進するDX事業の実例を踏まえた講義(2025年度後期開講予定)や、両者が協働して実施するPBL型授業(2027年度開講予定)の提供を予定している。
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