中央大学キャリアセンターとGIURI(ジウリ)は、就職支援に関する協定を6月4日に締結した。
同協定は、地域の就労支援機関と大学が連携して、心身に配慮が必要な理工学生の就職活動を支援するもの。需要の高い理工系人材がミスマッチなく、本人が望む形で就労できる環境を獲得するまで、両者が手助けすることを目指す。
GIURIは、発達障害や精神障害などを持っている人を、トレーニングを通じて就労に結びつける就労移行支援事業「JoBridge飯田橋」を運営している。
今回の協定締結を機に、同社は従来の就労移行支援事業サービス部門である「JoBridge飯田橋」とは別に、「ソーシャルブリッジ」という新しいサービス部門を設立した。従来の就労移行支援事業所では「受給者証を持っていること」や「就活年次であること」がサポートの条件となっていたが、新設された「ソーシャルブリッジ」では、それらの条件を満たしていなくても、生きづらさを感じ、支援を求めている学生なら誰でも低学年からサポートを受けられる。
「ソーシャルブリッジ」の取り組みを通じて、学生は時間をかけて将来について考え、準備し、希望すれば就職先の紹介や斡旋サービスなども受けられるようになる。
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