LITALICOは、発達障害の子どもを支援するスマートフォンアプリの新作として、時間の長さをねずみがリンゴをかじる表現で伝える「ねずみタイマー」を、5月29日にリリースした。
「ねずみタイマー」は、食いしん坊のねずみがリンゴをかじっていく表現で、時間の長さを見える化することで、発達障害の子どもが時間の長さをイメージできるよう支援するスマートフォンアプリ。学習用ツールとしてだけでなく、日常生活におけるタイマーとしても使える。
発達障害の子どもは時間管理が苦手な場合が多く、何かに取り組んでいた時間が前触れもなく終了することに不安感を覚えることがある。特に、特定の物事に集中しやすいADHD傾向のある子どもには、時間の量を見ながら主体的に「やめる」ことをコントロールする必要がある。
すでに市販品として、発達障害を持つ人のための時間管理タイマーは存在するが、比較的高価なため、無料で利用可能なスマートフォンアプリとして「ねずみタイマー」が開発された。
対象年齢は全年齢。対応OSはiOS/Android。
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