ヒューマノーム研究所は、「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校向けに、DX人材に求められる「AI開発の基礎」を学べる授業・講師付きプランの提供を、5月22日に開始した。
同プランでは、誰でも簡単に画像認識AIを開発できるノーコードツール「Humanome Eyes」と、ヒューマノーム研究所の豊富なDX人材育成研修の経験を活かした授業によって、生徒が自ら手を動かしつつ学ぶワークショップ形式でAI開発を体験できる。
授業は同社の現役エンジニアが行い、開発体験環境として「Humanome Eyes」を取り入れることで、理論と実践の両方から学べるようにした。生徒にとって身近な写真を使用することによって、日常生活に関連付けた学習機会を提供でき、はじめてAIに触れる高校生でも理解しやすいカリキュラムとなっている。
同プランの特徴は以下の通り。
- 座学だけでなくツールを使うことで、より実践的にAIの基礎を身につけることが可能になる
- 同社のエンジニアが全面サポートするため、AIに関する知識のない教員でも、安心して授業を運営できる
- 一般的なスペックのパソコンとWebブラウザで実施可能なので、専用のパソコンを用意する必要はない
対応OSはWindows 10以降、macOS 10.15以降。対応Webブラウザは最新バージョンのGoogle Chrome。同プランでは、講師のほかにTA(ティーチングアシスタント)を1名派遣するほか、説明資料(スライド)の作成費用、教員向けの事前打ち合わせ(オンラインで最大3回程度)、教員向けの電話またはメール相談、効果測定アンケート(希望者のみ)なども含まれる。
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