インタツアーは、2025年卒~2027年卒学生を対象に実施した、「『配属ガチャ』についての意識調査」の結果を、4月1日に発表した。同調査は、1月22日~31日の期間に行われ、958名から回答を得ている。
調査対象者に、配属先をいつ頃知りたいかを尋ねたところ、「内定通知~内定式」(65.1%)がもっとも多く、「内定式後~入社式」(16.7%)がそれに続いた。また、「希望なし」は2.6%に留まり、「事前にわからないとエントリーしない」は11.8%に達している。
希望の時期よりも配属先の告知が遅い場合、辞退などを検討する要因になるかを尋ねた質問では、「内定承諾保留や内定辞退の要因になる」(29.9%)と「内定辞退を検討する要因になる」(31.1%)を合わせた割合が、6割超となった。
配属先をいつ頃知りたいかという質問に対する回答と組み合わせてみると、内定通知~内定式までに配属先を知りたいと回答した学生では、「内定承諾保留や内定辞退の要因になる」(33.9%)と「内定辞退を検討する要因になる」(35.6%)を合わせた割合が、69.5%に達している。
勤務地についての考えとしては、「希望の勤務地でなければ辞退する」が43.0%を占めた。
地域限定社員に対する意見を尋ねたところ、「エントリーする可能性がある」(30.1%)と「興味がある」(29.6%)を合わせた割合が、6割近くに達している。一方で、「地域限定社員については知らない」という回答も約2割に達した。
部署・職種については、「希望の部署・職種でなければ辞退する」という回答は36.0%となり、勤務地よりもこだわり度は低い。
ジョブ型雇用について尋ねた質問では、「ジョブ型雇用にエントリーする可能性がある」(24.2%)と「ジョブ型雇用に興味がある」(30.6%)を合わせた割合が5割超を占めた。一方で、「ジョブ型雇用については知らない」という回答も31.2%に達している。
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