埼玉県は、近年不登校児童生徒数が増加傾向にある状況を踏まえ、学校における不登校対策のさらなる充実を目的として、不登校の未然防止や不登校児童生徒の支援など総合的な対応方法について記載した学校向けのガイドブックを作成したことを、3月21日に発表した。
ガイドブックのおもな内容は以下の通り。
- 不登校に関する基本的な考え方
- 未然防止のための教育活動
- 「チーム学校」による組織的な対応
- 早期発見と初期対応について
- 長期化への対応(自立に向けた支援)
- 多様な関係機関との連携
- 保護者に対する支援 など
同ガイドブックは、不登校の未然防止から長期化への対応までが網羅的に掲載されている。学校の対応として重要な項目が中心となったシンプルな構成で、日常的な対応の手引きとしても活用できる実践的な内容になっている。教職員の校内研修資料、教職員の日常的な対応の手引きなどに活用できる。
配布先は、さいたま市を除く県内公立の小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・特別支援学校。
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