ニフティは、同社の運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」が、小中学生を中心とした子どもたちを対象に実施した、「習い事」に関するアンケート調査の結果を、3月14日に発表した。同調査は、1月16日~2月12日の期間に行われ、1661名から有効回答を得ている。
調査対象者に、今習い事をしているかを尋ねたところ、小学生では88%、中学生では77%が習い事を「している」と回答した。
習い事を「している」と答えた人に、習い事の数を尋ねた質問では、小学生は「1個」と「2個」が同率で最多となっている。中学生では「1個」がもっとも多かった。
同じく、習い事を「している」と答えた人に、習い事の種類を尋ねたところ(複数回答)、「学習塾・KUMON(くもん)・家庭教師」が最多となり、小学生では48%、中学生では64%を占めている。「その他」の回答としては、「合唱」「日本舞踊」「チアリーディング」「ゴルフ」「料理」などが寄せられた。
同じく、習い事を「している」と答えた人に、習い事を始めたきっかけを尋ねた質問(複数回答)では、「自分でやりたくて」がもっとも多く、「おうちの人にすすめられて」が続いた。ほかには「お姉ちゃんがやっていたから」「兄がやってたから」「家族がやっていて楽しそうだったから」といった、家族がきっかけになったという回答も寄せられている。
調査対象者全員に、今までやっていた習い事で「やめたい」と思ったことはあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が72%を占めた。
今までやっていた習い事を「やめたい」と思ったことが「ある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、小学生が「つまらないから」、中学生が「忙しいから」をもっとも多く挙げている。
同じく、今までやっていた習い事を「やめたい」と思ったことが「ある」と答えた人に、その習い事はやめたかを尋ねたところ、半数超が「やめたい」と思ってもそのまま習い事を続けたことが明らかになった。
習い事を「していない」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「自由に使える時間がほしい」が最多となっている。
すべての調査対象者に、これからやってみたい習い事を尋ねたところ(複数回答)、小学生では「絵」、中学生では「ピアノ以外の楽器」がもっとも多かった。なお、「ダンス」「ピアノ以外の楽器」は小中学生ともに上位となっている。その他の回答としては、「アクロバット」「歌・ボーカル」「競技かるた」といった回答も寄せられた。
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