しんげんは、同社の運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」が、小学生以上の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「学校のPTA」に関するアンケート調査の結果を3月11日に発表した。同調査は、3月に行われ、200名(男性:56名、女性:144名)から回答を得ている。
調査対象者に、学校のPTA役員になったことがあるかを尋ねたところ、「役員になったことがない」(51%)がもっとも多く、「立候補してなった」(19.5%)、「くじ引きなどでなった」(14%)がそれに続いた。
学校のPTAについてどう思うかを尋ねた質問では、「強制はやめてほしい」(34.5%)が最多となり、「外部委託などするべき」(26%)が続いている。
「強制はやめてほしい」を選んだ理由としては、「共働き世帯には非常に厳しいです」「住んでいる地域は、子どもが卒業までに大役1回小役2回やらなければいけないルールがあり、強制的にやらなければいけないので、やりたくない人や、活動が難しい人もやらなければならず、とてもストレスに感じているからです」といった意見が寄せられた。共働きや家のことで大変など、家庭によってそれぞれ事情があるにも関わらず、学校のPTAを強制されてしまうことに不満を感じている人が多い。
「外部委託などするべき」を選んだ理由としては、「子どものためのPTAといいながら、子どもより先に家を出発したり家でもPTAに関する資料づくりや連絡を行うなど、子どもに我慢させること場面が多かったからです」「すべてとはいわないけれど、委託できるものは委託して負担をした方がギスギスしなくてよいと思うから」といった意見が寄せられている。共働き世帯の割合も多く、皆忙しいので外部委託できる部分はした方がよいという意見が多かった。また、時間をかけるくらいならお金を出すという意見もみられる。
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