ジェイックは、同社の運営する新卒学生の特性マッチングサイト「Future Finder」に登録している2025年卒学生を対象に実施した、「2025年卒業学生の就職活動状況・就職活動スケジュール」に関するアンケート調査の結果を2月27日に発表した。同調査は、2023年12月12日~2024年1月30日の期間に行われ、119名から回答を得ている。
政府要請の新卒採用スケジュールは形骸化している側面も強いものの、調査対象者に、今後どうなるのがよいと思うかを尋ねたところ、「(形骸化した)現状のままでよい」(51.2%)がもっとも多く、「要請を廃止したほうがよい」(20.2%)、「より強制力のある状態にしたほうがよい」(18.5%)がそれに続いた。現行のスケジュールに何かしらの変更を求める回答は、約4割に達している。
本選考のために書類選考を受けた社数を尋ねた質問では、「0社」(34.5%)が最多となり、「1~2社」(29.4%)、「3~4社」(17.6%)がそれに続き、1社以上の応募が65.5%に達した。
本選考の面接を受けた社数を尋ねたところ、「0社」(47.9%)がもっとも多く、以下「1~2社」(36.1%)、「3~4社」(11.8%)が続いており、1社以上の面接選考に進んでいる割合が52.1%を占めている。
内定/内々定をもらった社数としては、「0社」が87.4%、「1社」が11.8%、「2社」が0.8%と、内定/内々定の獲得は12.6%に留まった。
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