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学童施設の職員、8割が現場で働く上での課題として「処遇/待遇の低さ」を挙げる【コドモン調べ】

 コドモンは、保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」を利用している全国の学童施設(放課後児童クラブ)を対象に実施したアンケート調査「学童(放課後児童クラブ)運営について」と、保護者を対象に実施したアンケート調査「放課後の子どもの居場所について」の結果を、2月28日に発表した。両調査とも1月26日~2月7日の期間に行われ、学童(放課後児童クラブ)125施設、保護者175名から回答を得ている。

 学童施設(放課後児童クラブ)に対して、現場で働く上で課題と感じることをすべて選んでもらったところ(複数回答)、「処遇/待遇の低さ」(80%)、「人員不足」(72.8%)が上位を占めるとともに、「専門性の高い職員の不足/不在」(58.4%)がそれに続いた。

 人員不足を解消するために必要だと思うことを尋ねた質問では、処遇・待遇、労働環境の改善、常勤職員の増枠、人材育成、職業自体の認知・地位向上、施設の位置づけ向上を求める意見が多く寄せられている。

 国から提示された放課後児童対策パッケージで期待することとしては(複数回答)、「放課後児童クラブを運営する人材の確保」(83.2%)がもっとも多かった。

 平日の朝の時間帯に、児童の受け入れを行っているかを尋ねたところ、86.4%の施設が平日朝の時間帯は児童の受け入れを行っていないことが明らかになっている。受け入れを行っている11施設のうち、10施設は4年以上前から平日朝の時間帯における児童受け入れを行っているという。

 夏休みなど長期休暇期間は、受け入れ人数の拡大や開園時間の延長などを行っているかを尋ねた質問では、「開園時間の延長のみ対応」(46.4%)が最多となり、「受け入れ人数の拡大も開園時間の延長も、どちらも対応」(23.2%)、「どちらも対応していない」(20.8%)がそれに続いた。

 長期休暇期間中の、お弁当デリバリーの実施予定があるかを尋ねたところ、「実施予定はない」が37.6%、「実施済み」が33.6%となっている。「その他」には、保護者負担で必要な家庭のみお弁当の注文や、学童(放課後児童クラブ)内で給食を作っているといった回答が寄せられた。

 経営母体は、「公設民営」が50.4%、「民営」が36%となっている。

 小学校や保育園、学習塾など他施設との併設かを尋ねた質問では、「併設ではない」(47.2%)がもっとも多く、「小学校併設」(28.8%)がそれに続いた。

 学童(放課後児童クラブ)を現在利用している、または過去に利用していた保護者(43名)に、放課後の子どもの居場所について困っていること、困っていたことを尋ねたところ(複数回答)、「学校給食がないときはお弁当を持参しなければならない」(55.8%)が最多となった。以下「夏休みなどの長期休暇も朝から学童に預けているが、遊びや経験が単調になり、長時間同じ場所にいることが苦痛でないか心配」(34.9%)が続いている。

 学童(放課後児童クラブ)を現在利用している保護者(31名)に、平日の朝の時間帯に学童などを利用しているかを尋ねた質問では、「利用していない」とする回答が90.3%、「利用している」とする回答が6.5%だった。

 未就学児の子どもを持ち、学童(放課後児童クラブ)を利用していない保護者(133名)に、将来的に学童の利用を検討しているか、また利用を検討する上で不安なことがあるかを尋ねたところ(複数回答)、「利用を検討しているが、人手不足や施設環境などから学童保育の質について不安に感じる」という回答が51.1%を占めて最多となっている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10721 2024/02/29 13:20

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