学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「ミスマッチ」に関するアンケート調査の結果を2月16日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、1月30日~2月7日の期間に行われ、348名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動においてミスマッチに不安があるかを尋ねたところ、「とても不安がある」(39.7%)と「やや不安がある」(43.7%)を合わせた割合は、8割超を占めた。学生からは、「働いてみないとわからないこともある」「インターンシップやセミナーでは企業のよい面しか分からないと感じている」「希望と異なる部署に配属される可能性もあると思う」「実際に配属される部署や、上司や先輩との人間関係によって、働く環境は変わると思う」といった意見が寄せられている。一方「不安はない」と答えた学生からは、「自身とマッチしないと感じたら、転職する予定」「何度か転職しキャリアを築いていくことが一般的だと思うので、就職活動でのミスマッチはあまり気にしていない」といった意見が寄せられた。
ミスマッチを防ぐために重視したい項目を尋ねた質問(複数回答)では、「会社の雰囲気・カルチャー」(69.5%)がもっとも多く、以下「仕事内容・配属先」(65.2%)、「働き方(休日休暇・労働時間)」(63.5%)が続いている。学生からは、「相談しやすい雰囲気の職場で仕事をしたい」「仕事内容以上に、会社の雰囲気が合っているかが大切だと思う」「職場の雰囲気は、配属される部署によって異なると思う」「自身の適性を活かせる仕事をしたい」「希望するキャリアに必要な経験やスキルを得たい」といった意見が寄せられた。
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