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25年卒学生、6割超が「就職活動の方向性は固まっている」と回答【マイナビ調査】

 マイナビは、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」の結果を2月14日に発表した。同調査は、1月20日~31日の期間に行われ、1263名(文系男子:176名、文系女子:494名、理系男子:272名、理系女子:321名)から有効回答を得ている。

 調査結果によれば、調査対象者の1月時点でのインターンシップ・仕事体験への累計参加率は、前年より3.7ポイント増の89.8%だった。

 インターンシップについて不安に思うことを尋ねたところ、「インターンシップ選考のエントリーシートを通過できるか」(36.2%)が前年と同様にもっとも多かった一方で、「不安に思うことはない」(9.7%)が前年より5.0ポイント増加するなど、全体的に不安が軽減している。とりわけ、「インターンシップ・仕事体験に参加して今後の就職活動の方向性が見えるか」(26.0%)は前年よりも8.3ポイント減となり、減少幅が大きかった。

 就職活動の方向性については、「固まっている」(64.1%)が前年よりも7.7ポイント増加している。

 就職先を検討する際に、「初任給の金額」についてどの程度こだわるかを尋ねた質問では、「平均的な金額であれば、他の条件が希望通りであることを優先する」(46.8%)が最多となった一方で、「平均的な金額よりも目立って高額な初任給であるかを重視する」は8.2%に留まった。しかしながら、「平均的な金額を下回ったとしても、他の条件が希望通りであることを優先する」も7.0%に留まっており、少なくとも平均的な金額があることが前提になっていると考えられる。

 インターンシップ参加、就職活動準備、就職活動において、タイパを意識することのメリット、デメリットについてどのように感じるかを尋ねたところ、「メリットとデメリットが半分半分だと思う」(55.5%)がもっとも多く、「メリットが多い」(38.0%)がそれに続いた。

 「メリットの方が多い」と思う人は「時間配分に気を付け、効率性を重視して動くこと」の必要性を感じており、「デメリットの方が多い」人は「(将来を決める重要なことなので)多くの時間(やリソース)をかけて決めること」の必要性を感じている様子がうかがえる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10672 2024/02/16 15:15

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