東京女子大学、早稲田大学からデータサイエンス教育コンテンツ提供を受けて「早稲田大学連携科目」を開設

　東京女子大学は、早稲田大学と学術交流協定を締結したことを、1月25日に発表した。

　同協定の締結によって、東京女子大学は2024年度から、早稲田大学の全学生を対象とする「データサイエンス教育コンテンツ」の提供を受け、東京女子大学における「AI・データサイエンス科目」に「早稲田大学連携科目」を開設する。なお、実際の運用や正規科目の設置と成績付与・単位認定は、東京女子大学側で行われる。対象者数は、年間60名程度となっている。

　「データサイエンス教育コンテンツ」には、講義動画のほかにスライド・練習問題・小テストなどが含まれており、「早稲田大学連携科目」の実施にあたっては早稲田大学の構築するLMS「W-MoRE（Waseda Moodle for Recurrent Education）」を使用する。また、早稲田大学の学生LA（Learning Assistant）の協力を得て、チャットなどによる東京女子大学の学生の学習支援を行うとともに、学習支援のノウハウの両学での共有を行う。

　さらに、早稲田大学全学部・研究科の約5万人の学生を対象とする「データ科学認定制度」に準じて、2024年度からはデータ科学に関する知識・スキルの認定を行うノンディグリー「早稲田大学データ科学オープン認定」によって、基準を満たした東京女子大学学生に「リテラシー級（ノンディグリー）」「初級（ノンディグリー）」「中級（ノンディグリー）」という、3レベルの認定証明書が発行される。