ビズリーチは、同社のSDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」の一環として、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」の、学校関係者に向けた無償提供を12月22日に開始した。
「みらいDESIGN Kit」は、京都市立西京高等学校1年生の松村美柚さんら5名が発案した、「キャリアを考える月間」の実現を目指して開発されたツール。さいたま市教育委員会の協力の下、市内の中学生・高校生の実証授業を実施した上で完成している。
同キットには、ビズリーチが保有するキャリア選択に関するデータが取り入れられており、キャリア教育の一環として活用することで、中高生はより具体的にキャリア選択について考えられるようになる。
中高生が自らキャリアに関する情報収集を行う方法を身につけ、自ら思考することを目的に、「FACT BOOK」「お仕事インタビューシート」「みらいDESIGNシート」が提供されている。これらのツールは、学校などで実施されるキャリア教育授業のなかで活用できる。
「FACT BOOK」は、世の中・仕事・キャリアに関する政府統計やビズリーチ会員への調査結果などをまとめたもので、未来に関する仮説を立てる上での基礎となるデータ集となっている。
「お仕事インタビューシート」には、仕事やその仕事への就き方について深掘りできる質問事項がまとめられている。周囲の働く大人へのインタビューを通じて、より多くの仕事について知ることができる。
「みらいDESIGNシート」は、「FACT BOOK」や「お仕事インタビューシート」を通じて学んだことを整理し、未来に関する仮説を立てるためのワークシートとなっている。
同キットの無償提供は、教育委員会の関係者または学校の教職員が対象で、専用フォームからの問い合わせが必要。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア