atama plusは、12月21日より龍谷大学経済学部の入学前教育にてAI教材「atama+(アタマプラス)」の活用が始まることを発表した。対象は「総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試・付属校推薦入試」の24年度入学生で、学部が指定する数学の単元を学習することで、入学後の学びに不可欠な学力の向上を目指す。
経済学を学ぶ上では高校までに習う数学の学力が欠かせない一方で、学科試験で数学を課さない「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」などの入試形式で入学する学生が増えている。このような入試形式では合格発表が早く、入学まで時間がある。その時間を有効活用し、生徒が学部で学ぶ内容に関連した範囲を中心に復習することで、学部の学びにスムーズに接続することをねらいとして、入学前教育に取り組む大学が増えている。
この度、龍谷大学経済学部でも一部の入学生を対象に「atama+」を使った入学前教育を開始する。「atama+」は、一人ひとりの理解度に合わせて個別最適なカリキュラムを作成するAI教材。対象となる入学生は、約3カ月にわたって学部が指定した数学の特定単元を「atama+」で自立的に学習する。理解度に応じて適切な単元に戻ったり進んだりしながら学力の定着をはかれるほか、可視化された学習状況をもとに適切なサポートを受けることができるため、学部の学びに必要な数学の学力向上が期待される。
対象となる入試形態は、総合型選抜入試・関係校推薦入試・指定校推薦入試、付属校推薦入試で、対象教科は数学(数I:数と式・二次関数・データの分析、数A:場合の数と確率・整数の性質、数II:指数と対数・多項式の微分法・多項式の積分法など)。学習期間は2023年12月下旬から2024年3月まで。
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