ベネッセホールディングスとパーソルキャリアの合弁会社である、ベネッセ i-キャリアが運営するdoda発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」は、大学2、3年生を対象に実施した調査「自身の就活やキャリア観醸成に影響を与えた人や経験・体験」の結果を、12月19日に発表した。同調査は「dodaキャンパス」会員の大学2、3年生に対して、11月19日~26日の期間に行われ、446名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職先の企業を検討する際に自分以外で誰の意見やアドバイスをもっとも重視したいかを尋ねたところ、「親(父親・母親)」(24.4%)がもっとも多かった。
就職先の企業を検討する際に、意見やアドバイスをもっとも重視する人から、検討している企業について賛同を得られなかった場合、応募や入社を再検討するかを尋ねた質問では、「応募や入社を再検討する」とする回答が41.3%だった。また、意見やアドバイスをもっとも重視する人が「親(父親・母親)」だった人では52.3%に増加している。
就職活動が本格化した時期に、もっとも相談している(したい)人を尋ねたところ、「親(父親・母親)」(26.0%)が最多となり、「大学のキャリアセンター職員」(19.1%)がそれに続いた。選択した人を1番に挙げた理由としては、「信頼感があるから」(54.7%)がもっとも多く、「これまでの経験や知見に基づいた適切なアドバイスをしてくれるから」(41.3%)がそれに続いている。
今後の自身のキャリアについて考える際に、相談したことがある人を尋ねた質問(複数回答)では、「親(父親・母親)」(61.9%)、「友人」(51.6%)が上位を占めた。選択した人へ相談した結果では、「自身のキャリアに対する考え方が変わった経験がある」という回答が37%に達している。具体的には、「自身の将来について幅広い選択肢があることを知った、選択肢や視野が広がった」「やりたいこと軸で考えられるようになった」「業界や業種の理解が深まったことで、これまで興味がなかったことにも興味を持つようになった」といった回答が寄せられている。
現在の、自身のキャリア観に大きな影響を与えた人としては(複数回答)、「親(父親・母親)」(40.4%)が最多となり、「小・中・高校の教員」(31.6%)がそれに続いた。
現在の、自身のキャリア観に大きな影響を与えた経験・体験としては(複数回答)、「小・中・高校時代の学び(課外活動や部活動など、勉強面以外)」(40.4%)がもっとも多く、「大学での学び(勉強面)」(40.4%)が僅差で続いている。
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