米アクセンチュアは5月23日(米国時間)、社会的弱者に対しデジタル時代の就業に必要なスキル習得を支援するため、今後3年間で2億ドルを超える投資を行うことを発表した。日本でも、若者へのITスキル習得支援と雇用マッチング、障がい者の経済的自立支援、小学生向けロボットプログラミング講座といった施策を展開している。
今回の投資は、「Skills to Succeed(スキルによる発展)」「Tech4Good(テックフォーグッド)」「Accenture Development Partnerships(アクセンチュア開発パートナーシップ)」といった取り組みで活かされる。
「Skills to Succeed」では、同社が事業活動を通じて培った「人材のスキルを高めるノウハウ」を教育を通して人々に伝え、経済活動への参加と貢献を促す。
「Tech4Good」プロジェクトは、企業や社会が直面する重要課題の解決に向けて、AI(人工知能)やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)といった最新技術を活用して支援する取り組み。
「Accenture Development Partnerships」では、政府、企業、コミュニティと連携し、世界各地の開発組織を支援するためにビジネスおよびテクノロジーのソリューションを提供する。
日本においても、不安定な就労状態にある若者へITスキル習得支援と雇用マッチングを行うプラットフォーム「若者のためのジョブアカデミー」、障がい者の経済的自立支援を目的としたデザイン小物販売プラットフォーム「equalto(イクォルト)」、小学生向け課題解決型ロボットプログラミング講座「Robo*C(ロボック)」といったプログラムを展開している。
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