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リクルート、高校生を対象としたCBT版「スタディサプリ到達度テストWeb」を来春より提供

 リクルートは、同社の提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」において、到達度テストをCBT(Computer Based Testing:コンピュータ使用型試験)化した「スタディサプリ到達度テストWeb」サービスの提供を、2024年春に開始する。

 「スタディサプリ到達度テスト」は、「スタディサプリ」が高校向けに提供するサービスのひとつ。日々の授業で学んだ知識・技能に関する問題が網羅的に出題される絶対評価型テストとなっている。同テストを通じて、生徒一人ひとりの学習のつまずきを単元レベルで把握し、その結果を受けた個別最適な学習提案によって、個々の苦手を克服することが可能になる。

 従来、同テストは紙での運用だったが、近年は高校生への1人1台学習端末の整備が整ったことや、教員からの要望が多かったことを受けて、CBT版として「スタディサプリ到達度テストWeb」の提供開始に至った。「スタディサプリ到達度テストWeb」を利用することで、テスト受検後の結果返却に係る期間が従来の約3週間から最短で翌日に短縮される(返却までの期間はさらなる短縮を検討中)。これにより、生徒は記憶が新しいうちに自身のつまずきを把握し、結果を受けて配信される個別最適な課題で学び直しを実施できる。

 一方、教員にとっても紙での運用で発生していたテスト用紙の仕分け、配布、回収、返却の業務が削減され、日々の業務効率化につながる。

 なお、同サービスは2023年度に31の高校で先行受検を実施している。受検した生徒2806名を対象として「Webでのテスト受検でよいと思う点」を尋ねたところ(複数回答)、9月の調査結果では「採点結果が早くわかる」(34.0%)、「紙入力より回答しやすい」(31.8%)が上位となった。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10390 2023/12/01 16:40

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