オルツと東京書籍、大規模言語モデルを活用した学習サービスの開発を目指す実証実験を開始

　オルツと東京書籍は、オルツの大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN（オルツブレイン）」を活用して、新たな学習サービスの開発を目指すPoC（実証実験）を開始することを、11月20日に発表した。

　同実証は、専門知識と個性を備えた「AI学習アシスタント」の開発を目的として行われ、教育領域で大規模言語モデル（LLM）を活用する新たな取り組みとなる。

　「AI学習アシスタント」は、AIの特性を生かして学習者一人ひとりに適切なフィードバックやサポートを提供することで、英語や数学といった専門知識の効率的な理解や習得を促す。さらに、性格や嗜好などの個性が異なる複数のAIを提供することによって、学習者自身が自分の好きな個性を持ったAIと、親しみを持って継続的に学習できる、個別最適な学習サービスを目指している。

　あわせて、教師や高度専門人材の不足といった教育領域における社会課題の解消につなげていく。