i-plugは、同社の運営する新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox（オファーボックス）」に登録している、2025年卒業予定の学生を対象に実施した、希望年収額に関するアンケート調査の結果を、10月19日に発表した。同調査は、9月23日〜27日の期間に行われ、658名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新卒配属1年目に希望する年間の給与額（額面）を尋ねたところ、「300万円〜399万円」（39.4％）がもっとも多く、400万円以上の年収を希望するという回答が、前年より約12ポイント増の43.7％に達した。
新卒採用を実施する企業に対し、9月11日〜25日の期間に行った調査（有効回答数：322社）において、2025年卒の新卒入社者へ提示している平均の年間給与額（額面）を尋ねた質問では、「300万円〜399万円」（59.9％）が最多となっている。
2025年卒学生に、内定先から提示された給与が希望の年収以下である場合、内定を辞退するかを尋ねたところ、「その他条件によっては辞退しない」（85.3％）がもっとも多かった。一方で、「辞退する」という回答は昨年の倍近くに増加している。
どの条件が自分の希望と合致していれば「辞退しない」と考えるかを尋ねた質問（複数回答）では、「福利厚生が充実している」（71.8％）が最多となり、「業務内容」（56.5％）、「同僚や先輩などの社員の人柄が自分と合う」（52.0％）がそれに続いた。
希望金額との差はいくらまで許容するかを尋ねたところ、「50万円以内」（51.8％）がもっとも多い。次は「51万円〜100万円」（37.2％）が続いており、前年と比較して大きな変化はみられない。
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