学研プラスは、公立中学校に通う子どもを持つ30代~60代の男女600名を対象にした「いまどきの中学生と親の勉強事情に関する調査」の結果を、6月11日に発表した。
「いまどきの中学生と親の勉強事情に関する調査」は3月下旬に、インターネット調査で実施されている。
中学生のスマートフォン所持について尋ねたところ、62.0%が「持っている」と回答しており、これまで行ってきた勉強法は、スマートフォンの所持/非所持に関わらず、「参考書や問題集」「通信教材」「インターネット利用」の順であった。
勉強がわからないときに頼るものを尋ねた質問では、中学1年生は「親」(48.0%)が最多で、2年生でも3位(39.0%)に入っている。3年生では「親」は6位(29.0%)で、「参考書」(41.6%)が3位に上昇した。
苦手な教科は、親と子どもどちらも「公民」(58.5%)、「数学」(50.0%)、「国語」(47.3%)と、同じ科目がトップ3となっている。
子どもがほしいものを尋ねたところ「スマホやゲーム」(36.5%)が1位になったが、親が買ってあげたいものの1位である「参考書などの勉強道具」(41.8%)をほしいと答えた子どもは6.7%だった。一方で、参考書をもらったらどう思うがを尋ねた質問では、中学生の61.2%が「うれしい」と答えている。
中学生に参考書を持っているかを尋ねた質問では、67.5%が「参考書を持っている」と答えたものの、そのうち85.2%は参考書を最後まで読みきらずに使わなくなってしまった経験があるという。
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