アルクテラスが開発を行う「ClearS」は6月12日、フィオレ・コネクションが運営する「東大NETアカデミー」での導入が決定した。
「ClearS」は勉強ノート共有アプリ「Clear」で培った「学び合い」「ノート共有」のノウハウをもとに、教育機関向けにクラウド型で提供するオンラインコミュニティツール。
今回「ClearS」が導入される「東大NETアカデミー」は東大生講師による双方向遠隔ライブ授業を提供するサービスで、全国21カ所に向けてライブ授業を行っている。授業を担当するのは約40名の東大生で、配信スタジオは駒場東大前と本郷三丁目の拠点にある。多くの東大生が1~2年が駒場キャンパス、3~4年が本郷キャンパスに通学するため、若手講師がベテラン講師とコミュニケーション・情報共有を行いづらいという課題があった。
そこで「ClearS」の導入によって講師間のやり取りを促進させ、ノート共有機能で教案・指導案についての情報共有、Q&A機能で質問を行うことができる「オンラインOJT」の環境を構築することをねらう。
「ClearS」の利用料は塾・学校の教室数や生徒数に応じて変動。利用開始の問い合わせは公式サイトにて受け付けている。
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